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こんにちは、麟太郎です。
突然ですが『スラスター』という
筋トレ種目を知っていますか?
日本のジムではあまりスラスターを
やっている人を見かけませんよね。
(僕がジムに通っていた頃の事なので今は違うかも…)
スラスターは非常に優秀な全身運動です。
スラスターと懸垂をやるだけでも
かなり良い身体をつくれるはずです。
ただスラスターを行うには正しい
やり方を理解しないと手首の怪我や
思わぬ事故につながります。
今回は正しいスラスターのやり方と
スラスターの効果について解説します。
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もくじ (クリックで移動します)
スラスターの正しいやり方【フォーム】
スラスターは
という2つの運動の組み合わせです。
これらのエクササイズのフォームをしっかり
マスターすれば、スラスターもスムーズに
行えるはずです。
フロントスクワットとプッシュプレスの
コツやフォームは上の青文字リンクから
それぞれの詳細記事に飛べますので
参考にしてください。
ここではスラスターの動きを通して注意する
ポイントを見ていきましょう。
スラスターのスタートポジション
基本的にはフロントスクワットと同じですが
ある程度、バーをしっかりと握るので
肘の位置はフロントスクワットほど高く
挙げなくてもOKです。
バーは肩の前面と喉元に置きます。
これがフロント・ラックと呼ばれるポジションです。
スラスターのフォームと注意点
それではスラスターの動作を見ていきましょう。
まずはフロントスクワットの要領で
ボトムポジションまでしゃがみ込みます。
腰椎のカーブを維持しつつ
上体はなるべく垂直を保ちます。
また動作中、肘を下げないようにします。
肘を下げるとボトムポジションでバーを
前に落としてしまったり、肘が膝や太腿に
勢いよくぶつかってしまい、思わぬ怪我を
負う可能性が高いので注意しましょう。
ここから一気に立ち上がりプッシュプレスに
繋げてフィニッシュします。
スラスターではトランジションが最も難しい
ボトムポジションからフィニッシュまでに
いくつか注意するポイントがあります。
マッスルアップと同じで2つの運動をつなぐ
『トランジション』はスラスターで最も
難しい部分です。
まずボトムから立ち上がってプレスに
移る際(トランジション)、膝&股関節を
完全に伸展させ、お尻をギュッと締めます。
その瞬間に脚からのパワーが肩に置いていた
バーベルへと伝わりフッとバーベルが浮きます。
もしあなたが肘を落としてバーを腕で
支えていたらこのトランジションで
バーベルがフッと浮く感覚は感じられません。
この時に初めてプレスに移ります。
画像で見るとこの瞬間ですね。
実際には立ち上がると同時にプレスする
感じですが、脚からの力をバーベールに
伝えるという意識は常に持ちましょう。
バーベルに脚のパワーが伝わり、バーが
浮いた瞬間に手首を返してバーを握り
一気に真上にプレスします。
フィニッシュの際はしっかりと腕を伸ばし
体を一直線に維持します。
それではスラスターの動作を
動画で確認しましょう。
スラスターのメリットと効果
動作を見てもらえればわかるように
スラスターは全身運動そのものです。
スクワット以上に多くの筋群を使う
コンパウンドエクササイズですね。
スラスターは下半身を強化すると同時に
プレス時に三角筋や上腕三頭筋にも
大きな刺激を与えることが出来ます。
また高回数行うことで心肺機能を鍛える事も可能。
あれもこれもやる時間がない!という人には
持ってこいのエクササイズです。
ダイエット効果も十分に期待できますしね。
タバタ式トレーニングに取り入れるのも
良いアイデアでしょう。
冒頭でも触れましたが、運動する時間の
取れない人は
・スラスター
・懸垂
この2種目をやるだけでほぼ全身の筋肉を
鍛えることが出来ます。
スラスターまとめ
スラスターはフロントスクワットと
プッシュプレスの複合運動です。
この運動でも最も難しいのが
『トランジション』の部分。
トランジションでいかに脚のパワーを
バーベルに伝えらるかどうかがキモです。
筋力も心肺機能も鍛えることができ
ダイエット効果も期待できるスラスター。
やらない手はないですよね!
是非、一度チャレンジしてみてください。
以上、スラスターのやり方と効果についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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