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こんにちは、麟太郎です。
逆立ちやディップス、Lシットなどを
吊り輪で行った場合、不安定さが加味され
基本的に難易度が高まります。
体重を支えるベースが固定されていないのだから当然ですよね。
ところがマッスルアップの場合は
固定されたバーで行うよりも
吊り輪の方が難易度が下がると
個人的に感じています。
だってそれほど筋力のなかった高校時代の
僕が体育の授業でできたんですから…。
(当時、マッスルアップという名前は知りませんでしたが…)
吊り輪でのマッスルアップで
懸垂⇒ディップスの移行フェーズ
(トランジションとも言います)の動きを
覚えてしまえば鉄棒でもそれほど悩まずに
マッスルアップを習得できるでしょう。
ちなみに平行棒を使ってマッスルアップの
トランジションを理解する方法もあります。
吊り輪がどこにあるねん!という方は
下記関連記事を参考に自宅に吊り輪を
設置してみてはいかがですか?
関連記事はコチラ↓
・ドアジム1型を壁へ取り付ける方法やコツを解説
・自宅に筋トレ用の吊り輪を設置してみた
今回は吊り輪でのマッスルアップの際に
最大の障壁となる懸垂フェーズから
ディップスフェーズへ移る際の動きを
習得するメニューを紹介します。
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もくじ (クリックで移動します)
マッスルアップの何が難しいのか?
マッスルアップを行う際に最も難しい点は
懸垂からディップスへ移行する間の動きです。
(以降『トランジション』と表記。)
この動きを効率よく行う為に、以前の記事で
フォールス・グリップという握り方を紹介しました。
吊り輪でのマッスルアップの場合は
このフォールス・グリップは必須です。
吊り輪は鉄棒のように固定されいないので
握り直すのが難しいですから。
ちょっと話がそれちゃいましたね。
トランジションは懸垂で最も高く上がった所
(肘は身体の横で下を指している状態)
から手首を返して肘を上げる必要があります。
この時に鉄棒の場合は、懸垂フェーズで
ある程度の高さを出してバーの上に
覆いかぶさるような動きをしなくてはなりません。
しかし吊り輪の場合は身体の前に固定された
バーがないので肩の高さまで体を上げれれば
あとは体を前に出すことで自然に肘が上がります。
吊り輪でのマッスルアップ・プルでコツを掴む
トランジションの感覚をつかむのに最適な
トレーニングが『マッスルアップ・プル』です。
まずは動画でその動きを確認しましょう。
1.吊り輪をみぞおち位の高さくらいにセットします。
2.膝を軽く曲げた長坐位で床に座り
吊り輪をフォールス・グリップで握ります。
3.そこからプルで体を吊り輪に引きつけ
胸が吊り輪につく位の高さまで来たら体を
前に倒します。
4.すると自然と手首が返り、肘が上を向きます。
これがトランジションの動きになります。
あとはここから深いディップスを行うだけです。
この動きを体で覚えれば、あとは懸垂で肩の
高さまで体を引きつけれるようするだけで
吊り輪マッスルアップは出来たも同然です。
動画でも解説していますが、慣れてきたら
吊り輪を高くセットして実際の動きに
近づけて練習すると良いですよ。
動画の一番最後のレップはほぼ足の力は
使わないでやっています。
まとめ
マッスルアップの最大の障壁は
トランジションの動作習得にあります。
吊り輪でのマッスルアップ・プルで
トランジションを練習し、この動作を体で
覚えてしまえば短期間でマッスルアップが
できるようになります。
バー・マッスルアップの際もこの吊り輪での
トレーニングが大きく役立ちますので
吊り輪があるならぜひ試してください。
マッスルアップ成功の参考になれば幸いです。
以上、マッスルアップのトランジションを
習得する練習方法の解説でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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